自然治癒力のはたらきを邪魔させない能力。それが自己治癒力

自然治癒力が働かない理由

私たち、生きるものは誰もが、自然治癒力という頼りになる力をもっています。ふだん生活している時はまず意識することはありませんが、生きるものすべてに備わっている自己を再生する能力です。

例えば子供が自転車で転んで擦り傷を負ったとしても、3日後にはかさぶたができ、やがてそのかさぶたが剥がれ落ちて傷は治ってしまいます。これは水が高いところから低いところに流れるように、必然的なことです。人為的なものではありません。ですからこの現象は「絶対」に起きることなのです。

では自然治癒力は必然的、絶対的なもののはずなのに、負った傷がそのような経緯を辿って治癒しない人は、自然治癒力が弱いというのでしょうか。

私たちはそのようには考えません。自然治癒力というエレベーターに乗っても、治癒という目的地に行き着かないのは、自分自身がその場所にたどり着かないように阻害しているからなのです。治すことは、すべてこの力にゆだねてしまえばいいのに、私たちが、知らず知らずのうちに、またはわかっているにもかかわらずこの力の働きを邪魔しにかかっているのです。

せっかくできたかさぶたを剥がしてしまったり、ばい菌が付かないようにガーゼで蓋をしてかえって化膿させてしまったり、と。せっかくの自然治癒力という水の流れを堰きとめてしまったり、支流を自分で作ってそちらに流れ込ましたりしているのです。私たちが本当にすべき唯一のことは、いかにしてこの力の邪魔をしないような自己になってやるかということです。

自己治癒力という能力

本来持っている自然治癒力を邪魔することなく働かせてあげる能力、それを私たちは自然治癒力と区別して、「自己治癒力」と名づけました。

この力は自然治癒力と違って、自分で常にしっかりと意識しなくては働かせることはできません。逆に意識しなければ、すぐに弱まってしまい、その力が発揮できなくなってしまうのです。

自然治癒力は重力のように歴然と元々そこにあるもので、我々の意図でその大きさを簡単に変えられるものではありません。「自然治癒力を高めましょう」という言葉は魅力的な響きですが、人為的に重力を変えられないように、ありえないことです。ありえないことをいくら努力しても意味はありません。

しかしこの自己治癒力という力は、そのことに気づき、強く意図することで、いくらでも高めることができるのです。自然治癒力の大きさは変えられなくても、自己治癒力を高めてやるだけで、特別なことはいっさいしなくても、生きているだけで身体は治っていくということなのです。この自己治癒力をしっかりと意識させ、発揮させる方法論、それが「アトピー自己治癒理論」なのです。

「アトピー自己治癒理論」の背景

この理論は、ひとりの皮膚科形成外科のドクターによって生み出されたものです。ドクターがアトピー自己治癒理論を生み出すきっかけとなったのは、1人の難治性アトピー性皮膚炎の患者さんとの出会いです。

20数年間いろいろな病院を転々としてきたという彼女は、ドクターのもとを訪れたときには、顔や手足はもとより身体中ひっかき傷だらけで、体液がこぼれそうだったそうです。診察中もなにかイライラした様子で両手をひっきりなしにかきむしっていて、ドクターがステロイド剤依存の注意と薬だけでは治らないことを説明している間も、聞いているのかいないのか分からないような態度でいました。ドクターも少々いらついて「ほんとにあなたには治すつもりがあるの?そんなことではいつまでも治るわけがない。そんな厄介なものは私には治せないよ。勝手にしなさい」といった意味の言葉を投げつけました。それから2~3回来院した後彼女は姿を見せなくなったそうです。

半年後、その患者さんが再び突然姿をあらわしました。きれいに治っていた手を久しぶりにかいてしまい、がまんできなくて来院したのだそうです。しかしそこにいる彼女の顔はまるで別人。見違えるようにきれいになっていたのです。あれほどどこへ行っても何をしても治らなかったものが、なぜたった半年でこんなにきれいになったのか。きっとこの半年の間に、何かほかの特別な治療でもしたに違いない、そう思いながら彼女に訪ねました。返事はドクターの予想をまったく裏切るものでした。

彼女は特に何もしていなかったのです。他のクリニックへ行ったわけでも、特殊な療法を試みたわけでもない。ただ半年前、ドクターが言った言葉を覚えていてその言葉に従っただけだというのです。「治療をしなくても治ってしまった・・・」このことがドクターにアトピー性皮膚炎とは一体何なのか、ということを改めて考えるきっかけになったのです。

「アトピー自己治癒理論」の目指すもの

アトピー自己治癒理論の目指すもの。それはあなたにアトピーという概念を捨て去ってもらい、実際にアトピー性皮膚炎を自力で治してもらうということです。あなたにアトピー患者をやめてもらうことです。どんな治療や療法だってそうだよ、とお考えでしょうか。でもそうした治療やら療法をこれまでに繰り返し受けてきて、あなたのアトピー性皮膚炎は治りましたか?

世の中には、アトピー患者がいなくなると困る人たちや会社がたくさんあります。医者もそうですし、アトピーに良いといって販売されている商品、民間療法。彼らにとっては「アトピー」という言葉はセールスコピーです。あなたはひょっとしたらそうした治す側の「アトピー」という言葉に踊らされてはいませんでしたか?

アトピー自己治癒理論では、基本的には薬は必要ありませんし、代わりに何かを摂取してくださいとか、何かを使ってくださいということもありません。もちろん使って良いものもあるのでしょう。でもアトピー自己治癒理論では、それらを必要とはしていないのです。


さらに詳しくは、まずは無料レポート「アトピー自己治癒理論基礎篇」をお読みください。

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